じぶんのこと

私は友達も多くないし、自分に自信があるわけでも、
なにかひとつのことをがむしゃらに頑張っているわけでもない。

かといって自分のことを
100%嫌いになることはできず、
中途半端な人間だと思ってる。

頑張っている人やそれに伴う技術がある人をみると
もやもやは止まらなくなるし、
だからってそこからなにかに本気で取り組むわけでもない。

ちょっと手を出して、終わりだ。


テレビで活躍するアスリートを「すごい」と賞賛する。
彼らはその「すごい」のための凄まじい努力と時間を犠牲にしてきた。
それしかない人生だ。

スケートならスケート。
テニスならテニス。

私は、中途半端もいいな、と思ったことがある。
中途半端のいいところはよくいえば、柔軟なところだ。

私の毎日はスケートを中心にまわらないし、
パパラッチにも追いかけられない。

中途半端な人間の中途半端な日常だ。
好きな時に好きなところに行けて、
誰を好きになってもどんな音楽を聴いていても
Twitterでなにをつぶやいたって炎上しない。


そういう人生も悪くないなー
と、これはもう半分は諦めで、思ったことがある。

今の私はどうだ?


今の自分を好きなれるかといえば、
答えはノーだ。
全然好きじゃない。

でもたまにおまえのこういうところいいじゃん
と思える時もある。


もっと自分を好きな自分になれ。
そういう自分になれる努力をしろ、と。

言葉でも説明できるのに。

私は親孝行の仕方もわからないし。


自分を省みて思い浮かぶのはおばあちゃんの顔で、
そして「ごめんね」と思う。

こんな私でごめん。


いつまでたっても消えない後悔をどう形にするか。
私はどうにかしてこれを別の形に変えて人に伝えたいのだ。

きっと、そうしない限り自分を許せないのだと思う。
そして逆にそれが自分を苦しめることになるかもしれない。
全然うまくいかないかもしれない。

それでも、死ぬまでに。
自己満足したいのだ。




This entry was posted on 2014-09-15. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0. You can leave a response.

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