IKEA BIRRYの棚を自作してみた。


題の通り、やってみました。

IKEAのBIRRYと言えば、棚がしなると有名(らしい)ですが、
それ以前に付属の棚板の枚数が足りない、そう思っていました。

あとから調べたところ追加で一枚1000円で購入できたらしいのですが、
今更そのためにIKEAに行くのも一苦労。持ち帰ってくるのも一苦労です。

というわけで、いっそつくってしまえ。


まず、ホームセンター(島忠)にて板を購入。
私は元々の棚を見本に持っていきました。

4枚追加の予定だったので、
「このサイズで4枚作りたいんですけど…」
と店員さんに相談したところとても丁寧な対応で
一番安く4枚の板を切り出せる、元となる木材を選んでくれました。

BIRRYの付属板は65.5x23.5
厚みは1.7mmほどです。
その板を4枚切り出すための木材は約3000円で購入しました。

元の板よりは若干厚みが足りなかったのですが、
品質的には問題なさそうだったのでそちらを購入。

私は見本の板を持っていっていたので
店頭でサイズを測ってもらうことができましたが、
本来ならばあらかじめ寸法を測っていくのがベストです。

最終的には木材加工の注文票があり、
そこに切り出しサイズを記入する必要があります。

加工自体は1枚65円と格安です。
ただし、直線の切り出しのみです。

つまり棚にかませるための溝は自分で加工せねばなりません。

まあなんとかなるだろうということで彫刻刀を購入。800円程度。

そしてここでミス。
本棚の穴にいれるあの金具。
あれのサイズが全く不明なことに気付きました。

しかも売り場に行くとサイズはかなり種類がたくさん…。
値段が高くないものだったのでとりあえずサイズ違いでいくつか購入しました。

 

(購入したのは4x5.5mmと5mmのもの、おさえで木製のダボも買いました。)

こちらは1袋150円くらいなのでまあ無駄になっても仕方ない…。
売り場にはサイズを測る器具も置いてありますので、必ず見本をもってくることをおすすめします。(ちなみにどれもサイズ合いませんでした…。)




そして、切り出された木材がこちら。

寸法は全く同じに切り出してくれています。


あとはこの元の板のように溝をつくっていくだけです。




まずは同じ箇所に印をつけます。
(結構適当です。)

あとはがしがしと彫刻刀で削っていきます。

気をつけたのは元に溝を合わせることよりも、その板の中での溝が均一になっているかということです。



一つの溝を作るのに10分弱程でしょうか…。
この作業、結構疲れました…。

そして4つの溝を掘り終え、本棚に置いてみたところ
ぴったりでした!!特にガタガタするこもありませんでした。

問題はサイズの合わなかった、金具の方です…。
元々のものよりもかなりサイズが小さいものを選んでしまったのでスカスカな状態です。そこで穴に入る部分をセロテープで厚くし、はめてみたところ、ぴったり!!
小は大を兼ねました!!

おそらく本体のダボ(金具)は6.5mmとかでしょうか…。
結構太めです。

ということで無事追加の板をつけることができました。
少し手間はかかりますが、年末に本棚も整理できて満足です。

木材+加工費で3500円
彫刻刀が800円
ダボが500円

私は無駄な買い物もしたので、
4枚分では少し高くついてしまいましたが…。
道具を持っている方でしたら正規購入よりも安くすむかもしれません。

BIRRYの板がしなりすぎてこの際全部取っ替えてしまおうかとも思いましたが(しません)。
もしそんな方がいたら、少しでも参考になると。
ダボのサイズなど焦ってネットで探したけど出てこなかったので…。

This entry was posted on 2014-12-29. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0. You can leave a response.

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