「また、お墓が増えましたね。」
白い服をきた少年が言った。
「このままだと、増え続ける一方ですね。」
少年は、隣にいる白い髭を生やした老年の男性に向かってそう言った。
「なぜこんなことをするのでしょうか?」
男性は特に表情を変えずに答えた。
「石はとても、記憶力がいい。」
「なるほど。」
少年の背中には真っ白な翼が生えていた。
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